タレ目形成は後戻りする!?原因と予防策をご紹介

後戻りしないタレ目形成をしている女性のイメージ
【リスク・副作用】腫れ、内出血、むくみ、傷跡、痛み。※これらの症状がなるべく出ないように配慮して手術を行います。
執刀医:円戸望
@endo_eclini@endo_eclinic

優しい雰囲気の顔になれる目元整形として大人気のタレ目形成。タレ目形成はグラマラスライン形成とも呼ばれ、特に目を大きく見せたい方や、つり目を改善したい方におすすめです。
しかし、タレ目形成を受けるにあたっては、後戻りの可能性についても知っておく必要があるのです。
こちらのコラムでは、タレ目形成で後戻りが起こる原因や、タレ目形成で後戻りしないための予防策をご紹介しています。

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タレ目形成は後戻りする!?原因は何?

【リスク・副作用】腫れ、内出血、むくみ、傷跡、痛み。※これらの症状がなるべく出ないように配慮して手術を行います。
執刀医:服部 健人
@eclinic_hattori

タレ目形成とは、目尻の位置を下げて固定する目元整形で、自由なデザインでタレ目を形成できます。
しかし、タレ目形成は後戻りの可能性がある目元整形ですので、その原因を知った上で手術に臨む必要があるのです。

術式の違い

タレ目形成の術式は「切開法」「埋没法」「ボトックス注射」に分類されており、このうちの埋没法には後戻りの可能性があり、ボトックス注射ではほぼ100%後戻りすると考えておく必要があるのです。
それでは、術式の特徴と後戻りの関係からご紹介していきましょう。

切開法(皮膚切開)

タレ目形成の図解(皮膚側切開)

皮膚切開による切開法とは、下まぶたの皮膚を切開して、余分な皮膚や眼輪筋の一部を切除し、筋肉を瞼板に固定する方法です。
この方法では、組織をしっかりと処理できるため後戻りの心配がほぼないというメリットがあります。
つまり、タレ目形成での後戻りという意味では、最もおすすめできる方法だということです。
ただし、皮膚の切開範囲が広すぎてしまうと、修正が難しくなったり不自然な仕上がりなったりすることがありますので、無理なデザインには十分に注意する必要があります。
また、後戻りしにくいとはいえ、切開や切開に伴う処理が甘かったりした場合では、後戻りの可能性が否定できません。
なお、この方法では表面に傷ができますが、手術でできた傷は術後数ヶ月で目立たなくなりますので、あまり深刻に考える必要はないでしょう。

切開法(結膜側切開)

タレ目形成の図解(結膜側切開)

結膜側切開による切開法では、皮膚表面ではなく内側の結膜側を切開しますので、表面に傷ができないというメリットがあります。
しかし、この方法では皮膚を切開する方法よりも処理範囲が狭くなることがあり、適切な処理が行われなかった場合では後戻りの可能性が出てくるのです。
とはいえ、予防策を講じておくことで、結膜側切開での後戻りは避けて通ることができます。
後戻りの予防策については以下でご紹介していますので、ぜひ参考にしてください。

埋没法

埋没法とは、皮膚や結膜を切開するのではなく、眼瞼腱膜という部分に糸を通し、糸を調節して固定することでタレ目を形成する方法です。
埋没法には手術をすることなくタレ目を形成できるというメリットがありますが、切開法のようにしっかりと内部処理をしないため、切開法よりも後戻りしやすいというデメリットがあります。
特に下まぶたの皮膚に弾力がある方の場合では、組織の圧に糸が負けることで後戻りしやすくなります。

ボトックス注射

ボトックスの製剤

ボトックス注射とは、筋弛緩作用があるボツリヌストキシンを目尻に注射して、筋肉の働きを弱めることで自然なタレ目を形成する方法です。
ボトックス注射は注射のみで施術が完了するため、術後の腫れや内出血などの症状が軽く、ダウンタイムが短いというメリットがあります。
つまり、手術に抵抗がある方におすすめの方法だということです。
しかし、ボトックス注射の薬剤は時間の経過とともに体内に吸収されてしまうため、やがて後戻りするというデメリットがあるのです。
後戻りのタイミングには個人差がありますが、3~6ヶ月前後で後戻りすると考えておく必要があるでしょう。

再癒着が後戻りの原因になる可能性

再癒着というのは、切開部分が元の状態に戻る現象をいい、タレ目形成の皮膚の切開幅が狭すぎたり、内部処理がしっかりと行われていなかったりした場合に起こる可能性があります。
また、極端なタレ目を形成してしまうと、皮膚や内部組織が元に戻ろうとする力が強く働いて後戻りすることがあります。
つまり、埋没法だけでなく切開法でも起こる可能性があるのが再癒着だということです。

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タレ目形成で後戻りしないためにしたいこと

タレ目形成で後戻りしないためにしたいことを説明する看護師

タレ目形成は後戻りの可能性がある目元整形ですが、対策をすることで後戻りを予防することはできます。

切開法を選択する

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執刀医:円戸望
@endo_eclini@endo_eclinic

切開法でも後戻りの可能性が完全になるわけではありませんが、埋没法やボトックス注射と比較した場合では、後戻りしにくいという特徴があります。
また、切開法は皮膚切開法または結膜切開法のいずれかを選択して受けることができますが、両方の術式を組み合わせることで、より後戻りしにくい手術を受けることも可能です。
切開法には、しばらく傷跡が残る、ダウンタイム時の症状がやや重い、ダウンタイム期間が長くなる可能性があるといったデメリットがあります。
しかし、これらのデメリットは一過性のもので、いつまでも続くものではありません。
つまり、傷跡やダウンタイム時の症状さえ我慢できれば、埋没法よりも切開法のほうがおすすめできるということです。

目尻切開との併用

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執刀医:円戸望
@endo_eclini@endo_eclinic

タレ目形成は単独でも受けられる目元整形ですが、より後戻りしにくい方法で受けたいとお考えなら、目尻切開との併用が望ましいでしょう。
皮膚切開法によるタレ目形成では、皮膚を切開して眼窩脂肪の位置を下げ、皮膚や眼輪筋の切除をしたのちに瞼板と筋肉を縫合します。
また、目尻切開には目尻を切開して皮膚を切除する方法と、靭帯移動で目尻の位置を下げる方法がありますが、後者の方法とタレ目形成を併用すれば、後戻りしにくいタレ目形成が実現します。
このように、タレ目形成と目尻切開を併用する方法で手術を受けておけば、再癒着を予防でき、後戻り予防策としても役立つでしょう。

無理なデザインは避ける

グラマラスライン形成(タレ目形成)のデザイン 名古屋

タレ目形成では、下げ幅が狭すぎると効果を実感しにくい仕上がりになることがありますが、反対に下げ幅を広く取りすぎると元に戻ろうとする力が強く働いて後戻りすることがあります。
つまり、無理なデザインを避けることが、後戻りの予防策として役立つということです。
タレ目形成を受けたいと考えると、できるだけ目尻の位置を下げたい、白目の露出を増やしたいと考えるかもしれません。
しかし、無理なデザインは後戻りの原因になりますので、欲張らず、自然なデザインでの手術がおすすめです。

ダウンタイムの過ごし方に注意

タレ目形成は、どの方法を選択したとしてもダウンタイムがありますが、ダウンタイム期間中に特に注意深く過ごさなくてはならないのは、切開法と埋没法で手術を受けた場合です。
以下では、切開法または埋没法後の注意点をご紹介していますので、これらの注意点を守りつつ、安静に過ごすことを心がけましょう。

できるだけ患部に触れない

洗顔をしようと泡立てているところ

切開法によるタレ目形成では、術後1週間前後は縫合部分に糸が付いた状態で過ごすことになりますので、抜糸まではできるだけ患部に触れないよう、注意してください。
それは、術後の患部に刺激を与えてしまうと、糸が外れやすくなったり傷口が塞がりにくくなったりすることがあるからです。
万が一糸が外れてしまうと後戻りのリスクが高まりますので、そうならないためには、気になったとしても、できるだけ患部に触れずに過ごすことが大切です。
術後の洗顔やメイクなどについては、医師の指示に従って再開するよう注意しましょう。

引っ張るなどの刺激を与えない

抜糸が完了すると、目元の引きつれ感がなくなって仕上がりに一歩近づきます。
しかし、この段階ではまだ組織が安定していないため、引っ張るなどの刺激を与えないように注意しなければなりません。
気になるからといって無理に引っ張るなどしてしまうと固定が外れるリスクが高まり、万が一外れてしまうと、そのまま後戻りへ一直線ということになりかねません。
ダウンタイムが終了して見た目は落ち着いているように見えたとしても、この段階の組織はまだ不安定ですので、なるべく刺激を与えずに過ごすことが大切です。

スポーツの再開時期に注意

ダウンタイム期間中はスポーツを行えませんので、スポーツが習慣化している方も、この期間だけはお休みしましょう。
また、ダウンタイムが終了しても、患部の状態によってはスポーツで後戻りのリスクが高まることがあります。
スポーツの再開時期については医師から説明がありますので、自己判断で再開するのではなく、医師の指示に従って再開するよう注意しましょう。

日常生活の動作に注意

アレルギーなどで目を擦る癖がある方は、無意識のうちに目を擦らないように注意してください。
特に抜糸前に目を擦ってしまうと、腫れや内出血だけでなく出血のリスクが高まり、傷の治癒スピードも鈍ることになります。
また、シワやたるみができる原因になることもありますので、メガネを着用するなどして対策することが大切です。

タレ目形成の実績がある医師による手術を受けること

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執刀医:服部 健人
@eclinic_hattori

タレ目形成の後戻りは複数の原因によって起こりますが、医師のデザインミスもそのうちのひとつです。
特にありがちなのは、お客様のご要望そのままに無理なデザインで下げ幅を広げてしまうということで、これは、経験や知識が不足している医師ほどやってしまいがちなミスです。
反対に、タレ目形成の実績がある医師であれば、お客さまからのご要望があったとしても無理なデザインでの手術は行いません。
つまり、後者の医師であれば、後戻りのリスクが少ないタレ目形成を受けられる可能性が高いということです。
タレ目形成に関する医師の実績については、美容外科の公式WEBサイトで確認できます。
特に、医師が手掛けたタレ目形成の症例写真や動画は参考になりますので、これらについてはカウンセリング前に確認しておくと良いでしょう。

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eクリニックのタレ目形成を含む二重整形の症例写真

目尻切開とタレ目形成の円戸医師の症例写真
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目尻切開とタレ目形成の症例写真
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眼瞼下垂と全切開と目頭切開とタレ目形成と目尻切開の症例写真
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タレ目形成の症例写真 (19)
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執刀医:服部 健人
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目頭切開と目尻切開とタレ目形成の症例写真 (1)
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タレ目形成の症例写真 (28)
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タレ目形成の症例写真 (23)
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目尻切開とタレ目形成の症例写真 (30)
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目尻切開とタレ目形成の症例写真 (6)
【リスク・副作用】腫れ、内出血、むくみ、傷跡、痛み。※これらの症状がなるべく出ないように配慮して手術を行います。
執刀医:服部 健人
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summary

後戻りしづらいタレ目形成なら名医の円戸望医師がいるeクリニック名古屋院へ

名古屋院の内装

国内で安心して目元の美容整形を受けたいと考えている方は、まず「eクリニック」でのカウンセリングを受けてみてはいかがでしょうか。信頼できる環境で、自分にぴったりの目元を実現する第一歩を踏み出してみてください。

eクリニックの円戸望医師は、タレ目形成の難しい修正手術などを行っています。円戸望医師は院内だけでなく院外のドクターにも後戻りしづらいタレ目形成の術式の指導を行ています。そのため、同僚の医師や看護師からタレ目形成の名医と呼ばれています。

eクリニックは医師によるカウンセリングが無料なので、目元の医師選びに迷ったら名医の多く在籍するeクリニック名古屋院へぜひ一度ご相談におこしください。

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