鼻を細くする整形には何がある?種類・効果・注意点を医師が解説

細い鼻になった女性のイメージ

小鼻縮小の症例写真
【リスク・副作用】腫れ 内出血 その他
執刀医:円戸望
@endo_eclinic2 @endo.hana

目元整形と並んで大人気の鼻整形。鼻整形というと、「鼻を高くする」イメージが強いかもしれません。しかし、鼻整形では鼻を高くするに留まらず、鼻を細くしたり向きを変えたりと、ご要望に合わせた整形が可能なのです。
こちらのコラムでは、鼻整形を受ける前に確認しておきたいことや、鼻を細くする整形の種類と期待できる効果、鼻整形の注意点をご紹介しています。
また、それぞれのメリットやデメリットについてもご紹介していますので、ぜひ参考にしてください。

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鼻整形を受ける前に

鼻骨骨切りと小鼻縮小の正面から見た症例写真
【リスク・副作用】内出血 腫れ等
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鼻は顔の中心に位置するパーツで、鼻整形でほんの少し形状を変えただけで、顔全体のイメージが変わることも珍しくありません。
それだけに、手術前にはご自身による準備も必要なのです。

全体的なビジョンを決めておく

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鼻整形を受けようと考えるからには、「どのような鼻になりたいのか」という大まかなビジョンをお持ちのはずです。
しかし、ただ何となく鼻整形を受けたいと考えているだけでは、なりたい鼻のイメージがぼやけてしまいます。
つまり、どの種類の鼻整形が適しているのかを絞り込めなくなってしまうということです。
鼻整形をお考えなら、「鼻筋を通して高くしたい」「鼻の穴を小さく見せたい」「団子鼻を改善したい」というように、具体的なビジョンを決めておきましょう。
それにより、カウンセリングがスムーズに運び、理想の鼻に一歩近付けることになります。

どの部分を細くしたいのか

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今回のテーマは「鼻を細くする」ということですが、ここで大事なのは「鼻のどの部分を細くしたいのか」についてはっきりさせておくということです。
というのは、鼻を細くする整形は複数あり、鼻のどの部分を細くしたいのかによって選ぶべき鼻整形の種類が異なるからです。
鼻を細くする整形の種類については以下でご紹介していますので、ぜひ参考にしてください。

effect

鼻を細くする整形には何がある?種類と期待できる効果をご紹介

鼻を細くする美容整形の種類と効果を説明している看護師

鼻を細くする整形は複数あり、それぞれに特徴や効果、メリット、デメリットが異なります。
それでは早速、鼻を細くする整形についてご紹介していきましょう。

鼻尖形成術

鼻尖形成と軟骨移植と鼻中隔延長に鼻翼上部の軟部組織除去と鼻孔縁軟骨移植を加えた症例写真
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鼻尖とは鼻先を意味し、鼻尖を細く整える整形を鼻尖形成術といいます。
鼻尖形成術の基本的な方法は、鼻尖を形成している大鼻翼軟骨を中央に引き寄せて固定します。
しかし、この方法だけではイメージ通りの鼻尖を形成できないこともあり、この場合では大鼻翼軟骨の一部を切除する、軟骨移植で支柱を形成して強度を増す、鼻尖への軟骨移植で鼻先に高さを出すなどの方法が用いられます。
また、鼻尖に溜まった脂肪のせいで団子鼻が形成されてしまっている場合では、鼻尖形成術と同時に脂肪除去を行うことで、細くスッキリと整った鼻先が実現します。

メリット

鼻尖形成で少し短い鼻を微妙に長くした症例写真 (3)
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鼻尖形成では、お客様から採取した自家組織(耳介軟骨など)を使用しますので、アレルギー反応が起こりにくいというメリットがあります。
また、鼻先が細くなることで鼻全体がシャープな印象になるほか、横顔のEラインを整える対策として役立つというメリットもあります。

デメリット

軟骨移植する場合では、事前に軟骨採取の手術を受けなければなりません。耳介軟骨採取の場合では体への負担がそれほど大きくはありませんが、肋軟骨採取となった場合では、体への負担がやや大きくなります。
また、移植した軟骨が組織化すると、元に戻すことが困難になります。

鼻尖形成(団子鼻整形)

鼻骨骨切り幅寄せ

鼻骨骨切りの経過の症例写真
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鼻骨骨切り幅寄せとは、太い鼻筋を形成している骨を削って、細い鼻筋を形成するための整形です。
鼻筋の骨の太さは生まれつきの体質によるものですが、この骨の横幅が広いと鼻全体が大きく見えることがあり、顔全体のバランスを崩す原因になることがあります。
また、鼻筋が太いと団子鼻に見えることもありますが、鼻骨骨切り幅寄せを受けて細い鼻筋が実現すれば、これらの悩みをすべて解消できます。

メリット

鼻骨骨切り幅寄せには、鼻筋を細くする効果だけでなく、曲がっている鼻筋をまっすぐに修正する効果も期待できます。

デメリット

鼻骨骨切り幅寄せは、鼻筋の骨を直接削る整形のため、術後には腫れや内出血、痛み、むくみなどの症状が強く現れやすく、ダウンタイムも長いというデメリットがあります。
また、骨を加工してしまいますので、一度手術を受けると元に戻すことができないという点も、デメリットとして考えておく必要があります。

鼻骨骨切り幅寄せ

小鼻縮小術

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小鼻縮小術とは、小鼻の幅を狭く整えたり、小鼻自体のサイズを小さく整えたりするための整形です。
小鼻縮小術には、糸を使用して小鼻の幅を狭める方法と、皮膚の切開と組織の切除で小鼻の形状を小さく整える方法があります。
また、切開する方法では複数の方法があり、お客様の鼻の形状やご要望に合った方法を選択して行われます。

メリット

小鼻縮小と鼻中隔延長と軟骨移植と鼻尖形成の症例写真
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小鼻縮小術のいちばんのメリットは、整形を受けることで鼻全体がスッキリと細く見える効果を期待できるという点にあります。また、内側法という内部を切開する方法で行われた場合では、外部に傷ができず自然な仕上がりを期待できるというメリットもあります。

デメリット

糸のみを使用する方法では、何らかの理由によって糸が外れたり緩んだりすると、後戻りしやすくなります。
また、組織を切除する場合では、切除する組織の量が多すぎると小鼻が不自然に細くなり、整形バレしやすい仕上がりになることがあります。
さらに、切除した組織は元に戻せませんので、慎重に検討すべき整形だといえるでしょう。

小鼻縮小

鼻プロテーゼ

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鼻プロテーゼとは、鼻筋にシリコン製の人工軟骨を挿入することで、細く高く整えられる整形です。
また、鼻プロテーゼはお客様ごとのオーダーメイドとなりますので、自然な仕上がりを期待できます。

メリット

使用するシリコン製の人工軟骨は人体への安全性が高く、アレルギーなどの反応が起こりにくい素材です。
また、体内に吸収されることがないため、半永久的な効果を期待できるというメリットもあります。
この方法では鼻尖を高くすることはできませんが、鼻筋全体を高く整えられますので、鼻に大きな変化を求める方には特におすすめできるでしょう。

デメリット

鼻プロテーゼは人工物を鼻筋に挿入する整形ですので、人工物の挿入に抵抗がある方にはおすすめできません。
また、ダウンタイムがやや長いため、長期のお休みを取れない方にとっては、少々ハードルが高いと感じる可能性があります。

隆鼻術(鼻プロテーゼ)

鼻尖部人工真皮

鼻尖部人工真皮のアイコン

人工真皮はコラーゲンブロックとも呼ばれる物質で、この物質を鼻尖に挿入する整形を鼻尖部人工真皮と呼びます。
人工真皮は人体への適合性が高く組織化しやすいという特徴がありますので、鼻尖を自然な高さに調節したいという方には特におすすめできるでしょう。
なお、鼻尖に脂肪が溜まっている場合では、脂肪除去との併用も可能です。

メリット

人工真皮は人体への安全性が高く、しかも自然な仕上がりを期待できる物質で、術後数か月で定着すれば半永久的な効果を期待できます。

デメリット

人体への適合性が高いというのが人工真皮の強みではありますが、この物質は軟骨よりも人体に吸収される確率が高いため、経年で形状が変化する可能性があります。

Note

鼻整形の注意点

鼻を細くする整形を受ける際には、以下の点に注意してください。

複数の整形が必要になる可能性

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鼻を細くする整形には複数の種類がありますが、お客様のご要望や医師の判断によっては複数の整形が必要になることがあります。特に、以下でご紹介する整形は鼻を細くする整形との組み合わせで行われることが多いですので、どのような種類があるのか把握しておきましょう。

鼻中隔延長術

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鼻中隔延長術とは、鼻の穴を仕切る軟骨の壁(鼻中隔)に軟骨を移植して延長する整形です。
この整形では、鼻先の角度を下向きに変えたり、鼻先の長さを斜め下方向に延ばしたりすることができます。
鼻中隔延長は、鼻尖が上向きで鼻の穴が目立つ場合に用いられることが多い整形です。

鼻中隔延長

わし鼻修正(ハンプ削り)

鷲鼻と鼻先の下垂を治して滑らかなストレートな鼻にした修正手術の横から見た6ヶ月後の症例
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わし鼻を修正するためには、わし鼻を形成している骨を削る必要があります。
この整形はわし鼻修正またはハンプ削りと呼ばれ、鼻先を細く整える整形と同時に行われることがあります。

鷲鼻の修正

整形の種類によっては修正が難しいことがある

重度の鼻の修正手術
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鼻を細くする整形には、糸のみを使用する方法と、皮膚の切開や組織の切除で行われる方法があり、後者の場合では術後に元の状態に戻せなくなります。なお、組織を切除した後でも多少の修正は行えますが、完全に元に戻すことは不可能ですので、この点については細心の注意を払う必要があります。

この症例は他院で鼻整形をして当院で修正手術をした症例です。鼻整形は修正手術が難しいです。そのため、美容外科選びは慎重に行うことをおすすめします。当院は修正手術にも力を入れており、高難度の修正手術も対応することが可能です。

ダウンタイムが長い

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手術で行わせる整形は、術後にやや強い症状が現れやすく、ダウンタイムも長い傾向にあります。
鼻を細くする整形の中で比較的ダウンタイムが短いとされているのは鼻尖形成術ですが、この整形でも、目立つ腫れや内出血は約1週間続くものと考えておく必要があります。
また、見た目で症状が治まってはいても、内部組織が定着するまでには最低でも1ヶ月は必要です。
これはどの鼻整形にも当てはまりますので、鼻を細くする整形を受けるのなら、完成形までの道のりは長いと考え、焦らずに完成形まで待つことが大切です。

ダウンタイムが気になる場合は、クローズド法や閉鎖式で行う鼻整形がお勧めです。クローズド法や閉鎖式の場合、皮膚表面を切開せずに鼻の中を切開するため、傷跡が皮膚表面にできないため、この症例のように10日後には腫れや内出血もほとんど治まっています。動画からもわかるように3日後の状態でも大きく腫れていません。

カウンセリングでご自身のビジョンをしっかりと伝えることが重要

鼻を細くする整形を受ける際のカウンセリングでは、ご自身のビジョンをできるだけ正確に医師に伝えましょう。
それをしておかないと、イメージ違いの仕上がりになるなど、トラブルの原因になります。
言葉での説明が難しいと感じるのなら、美容外科の公式WEBサイトに掲載されている症例写真を例に挙げて説明すると良いでしょう。
この方法であれば、お客様と医師が視覚的に仕上がりイメージを共有できますので、術後のトラブル回避に役立ちます。
また、症例写真を確認することでご自身に必要な整形の種類もある程度把握できますので、そういった意味でも症例写真の閲覧はおすすめです。

case

eクリニックの鼻整形の症例写真

鼻尖形成と軟骨移植と鼻中隔延長に鼻翼上部の軟部組織除去と鼻孔縁軟骨移植を加えた症例
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鼻尖形成と軟骨移植と鼻中隔延長の症例写真 (4)
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鼻尖形成+軟骨移植+鼻中隔延長、法令線基部人口真皮、鼻背部軟骨以上、小鼻縮小を同時に行った症例写真
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鼻尖形成と軟骨移植と鼻中隔延長の症例写真 (5)
【リスク・副作用】腫れ 内出血 その他
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鼻柱下降と鼻尖形成と軟骨移植と鼻中隔延長で韓国風の鼻にした症例
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執刀医:円戸望
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鼻中隔延長と鼻背部軟骨移植と鼻尖形成と軟骨移植と輪郭形成と顎のヒアルロン酸の症例写真 (3)
【リスク・副作用】腫れ 内出血 その他
執刀医:円戸望
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男性の鼻フルと小鼻縮小とリップリフトと口唇縮小と口角挙上の症例写真
【リスク・副作用】腫れ 内出血 その他
執刀医:長瀬大蔵
4回目の肋軟骨の修正手術の斜め向きの症例写真
【リスク・副作用】腫れ 内出血 その他
執刀医:長瀬大蔵
鼻フルの症例写真
【リスク・副作用】腫れ 内出血 その他
執刀医:長瀬大蔵

summary

鼻を細くする美容整形ならeクリニック

名古屋院の内装

eクリニックは開院以来、鼻を細くする美容整形に力を入れています。また、eクリニックには形成外科専門医をはじめ各分野の専門医が多く在籍しており、医学博士も在籍しています。そのため、技術の追求だけでなく安全面にも配慮した鼻整形を行っています。

eクリニックの円戸望統括院長は定期的に韓国に渡り、韓国のドクターと最先端の鼻整形手術の意見交換をしています。円戸望統括院長は『顔の美容外科手術(日本医事新報社)』の鼻整形と口元整形の執筆もしています。

美容医療は、見た目の変化だけでなく、前向きな気持ちで日々を過ごすためのきっかけにもなります。丁寧なカウンセリングを通して一人ひとりのお悩みに耳を傾け、理想とする姿に近づくためのお手伝いをさせていただきます。

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