鼻整形を受けるとできなくなることが増えるって本当!?
執刀医:円戸望
@endo_eclinic2 @endo.hana
鼻整形を受けると、できなくなることが増えるという話、一度は耳にしたことがあるのではないでしょうか。実は、この話には根拠があり、どの種類であっても、鼻整形を受けたらできなくなることがあるのです。
つまり、鼻整形を受けようとお考えなら、手術直後から生活のいたるところで制限がかけられると考えておく必要があるということです。
こちらのコラムでは、鼻整形直後と、鼻整形後永久にできなくなることをご紹介しています。
また、鼻整形の種類別注意点につてもご紹介していますので、ぜひ参考にしてください。
about
鼻整形後にできなくなることとは?
鼻整形にはあらゆる種類がありますが、どの種類であっても施術や手術の直後には注意事項を守って過ごさなくてはなりません。また、鼻整形後には永久にできなくなることもあるのです。それでは早速、鼻整形直後にできなくなることと、鼻整形後永久にできなくなることについてご紹介していきましょう。
鼻整形直後にできなくなること
鼻整形直後とは術後1週間以内を意味します。
また、鼻整形のダウンタイムは種類によって異なりますが、短くても1週間、長ければ数か月が必要になることもあります。
その後おおむね1ヶ月以内は要注意な時期に入りますので、日数の上でダウンタイムが終了したとしても、組織はまだ安定していないという認識を持ち、注意深く過ごすことが大切です。
それではまず、鼻整形直後から2週間目までの間にできなくなることからご紹介していきます。
洗顔・メイク

ギプス固定が必要な鼻整形では、医師の指示があるまでギプスを外せませんので、その間には洗顔とメイクを行えません。
医師の指示前にギブスを外してしまうと、患部が変形するリスクが高まりますので、自己判断でギプスを外してしまわないように注意しましょう。
入浴や長時間のシャワー

鼻整形には、皮膚の切開や組織の切除などを行う手術と、これらを行わないプチ整形があります。
そしていずれの方法を選んだとしても、術後1週間以内は組織がダメージを負っている状態ですので、血行を促進させる入浴や長時間のシャワーは禁止です。
特に手術による鼻整形では、血行が促進されることで出血したり、傷口が塞がりにくくなったりすることがありますので、軽いシャワー程度で済ませ、安静に過ごすことが大切です。
飲酒、喫煙

飲酒は血行を促進させますし、アルコール成分の分解にエネルギーが使われてしまうため、傷口が回復するためのエネルギーが不足するリスクが高まります。
つまり、傷の治癒スピードが遅くなるリスクがあるということです。
また、喫煙は1本吸うごとに血管を収縮させたり血行を妨げたりする原因になりますので、酸素供給の低下や血行不良により、傷口や組織の修復を遅らせるリスクが高まります。
さらに、酸素供給の低下は免疫力低下の引き金になることもありますので、感染症のリスクを高めることにもなるのです。
飲酒や喫煙が習慣化している方でも、鼻整形後最低1週間はこれらを控え、傷口や組織の修復に努めましょう。
激しいスポーツ

激しいスポーツもまた、血行促進の原因になりますので、最低でも術後1週間は控える必要があります。
ダウンタイム期間中に激しいスポーツをしてしまうと、血行促進により腫れや内出血悪化のリスクが高まるだけでなく、傷口が開いてしまうリスクも高めることになるのです。
また、鼻プロテーゼなど物質を挿入している場合では、激しいスポーツによる振動でズレる可能性が否定できません。
この時期に挿入物がズレてしまった場合では、術後一定期間を開けてからの修正が必要になります。
そしてそうならないためには、ダウンタイム期間中の激しいスポーツは控え、その後は医師の指示に従って軽い運動から再開することが大切です。
うつぶせ寝

鼻整形後には、鼻に圧がかかるうつぶせ寝をしないように注意しましょう。
鼻整形以前からうつぶせ寝の習慣がある場合では、ネックピローで顔の向きを固定するなどの工夫で、ダウンタイムを乗り切りましょう。
うつぶせ寝をしたことで患部に圧がかかると、術後の症状が悪化するリスクが高まるだけでなく、挿入物がズレる、縫合して傷口が開く、糸が外れるなどのリスクも高まります。
ダウンタイム期間中にこれらが起こると、傷跡が目立つ仕上がりになったり、プロテーゼがグラグラしたりするといったトラブルの原因になりますので、うつぶせ寝には細心の注意が必要です。
メガネの使用

鼻整形後は、組織が完全に落ち着くまでメガネを使用できません。それは、メガネの硬いフレームが鼻軟骨を圧迫したり、患部に重力を掛けたりすると、腫れや内出血の悪化や挿入物のズレや変形のリスクが高まるからです。また、メガネによって患部が刺激を受けると痛みが倍増することもあるのです。そして、このような事態を避けるためには、ダウンタイム期間中はもちろんのこと、向こう1ヶ月程度はメガネを使用せず過ごすことが大切です。この期間には、使い捨てコンタクトレンズなどで代用することが望ましいですが、目元整形も同時に受けた場合では、コンタクトレンズもしばらくの間使用できなくなります。視力矯正用のメガネやコンタクトレンズを使用している場合では、鼻パッドがないメガネをあらかじめ用意しておくなどで対策する必要があるでしょう。
強いフェイスマッサージ

鼻整形後には、直後だけでなく組織が落ち着くまでは強いフェイスマッサージを行えません。
また、フェイスマッサージは鼻を避ければ行えそうな気もしますが、フェイスマッサージでは患部も組織ごと引っ張られますので、無理に行うと仕上がりに悪影響が及ぶリスクが高まります。
なお、フェイスマッサージ再開のタイミングについては、受けた鼻整形やお客様の状況によって異なりますので、術後のケアで相談してみると良いでしょう。
鼻整形後永久にできなくなること

鼻整形後には、永久にできなくなることもあります。
豚鼻や鼻フックの余興は行えない
大人になってからは、豚鼻を作ったり鼻フックでふざけたりする機会はほぼないかもしれませんので、これらが行えなくなったとしても、あまり差支えはないでしょう。
鼻整形後の鼻先は硬くなって動きませんので、無理に豚鼻をつくったり鼻フックをしたりするとほぼ間違いなく鼻先の形状が崩れます。
コンタクトスポーツは基本的に不可
鼻整形後には、基本的に格闘技などのコンタクトスポーツを行えなくなります。
それは、鼻に刺激を与えることでズレや変形のリスクが高まるからです。
また、バスケットボールやサッカーなどもなるべく行わないほうが良いとされていますが、これらは絶対に行ってはいけないということではありませんので、まずは医師に相談してみると良いでしょう。
Note
鼻整形の種類別注意点をご紹介
鼻整形後にはなるべく患部に触れず、安静に過ごすことが大事です。
それでは、特に注意が必要な鼻整形の種類と、術後の注意点をご紹介していきます。
わし鼻修正(ハンプ削り)

わし鼻修正とは、わし鼻を形成している骨(ハンプ)を直接削って滑らかな鼻筋のラインを実現させる鼻整形です。
この鼻整形は他の鼻整形よりもダウンタイム期間が長く、完成形までに時間がかかります。また、わし鼻修正ではギブス固定期間が長くなる可能性があります。
しかし、だからといって自己判断でギプスを外すと、仕上がりに影響が及びますので、不便さを感じたとしても、医師の指示があるまではギプスを外さないよう注意し、安静に過ごすことが大切です。
鼻プロテーゼ

鼻プロテーゼは、プロテーゼが組織化するまでに時間がかかることがあり、それ以前に強い衝撃を与えてしまうと鼻筋が曲がるなどのトラブルが起こりやすくなります。
鼻プロテーゼが定着するまでの期間には個人差がありますが、この鼻整形は見た目の症状が治まったとしても、組織が安定していないことがほとんどです。
鼻プロテーゼ後には、洗顔やクレンジング、うつ伏せには特に注意を払って過ごしましょう。
ヒアルロン酸注入

ヒアルロン酸注入には、注射のみで施術を受けられる、即効性を期待できるというメリットがあります。しかし、注入直後のヒアルロン酸は組織に馴染んでおらず、少しの刺激で変形しやすい状態にあります。ヒアルロン酸が安定するまでには最低でも1週間は必要ですので、この期間にはなるべく患部に触れずに過ごすことが大切です。
鼻尖形成術
鼻尖形成術は鼻尖にある大鼻翼軟骨を処理する鼻整形ですので、直後の鼻尖は非常にデリケートな状態になっています。
そのため、クレンジングや鼻かみなど、ちょっとしたことで変形するリスクがありますので、ギプスが外れた後も、しばらくの間はなるべく触れずに過ごすことが望ましいといえます。
鼻中隔延長術
鼻中隔延長術では軟骨移植をしますので、特に術後の圧迫には注意が必要です。
とりわけうつぶせ寝は鼻中隔が変形する原因になりますので十分に注意しましょう。
糸による鼻中隔延長

糸による鼻中隔延長とは、溶ける糸を用いた鼻中隔延長で、糸が組織に馴染むまではなるべく刺激を与えないように注意しましょう。
テスリフトは、一度糸挿入すると抜糸が難しいため、修正は行えないものと考えておく必要があります。
なお、糸が溶けてしまえば元に近い状態に戻ります。
case
eクリニックの鼻の美容整形の症例写真









summary
鼻整形ならeクリニックへ

名古屋院では日本外科学会外科専門医で日本抗加齢医学会専門医、日本医師会認定産業医など複数の専門医でもある服部 健人院長が診察しています。服部 健人院長は優しい人柄で、手技も丁寧なのでeクリニックでもスタッフ指名が多い人気の医師になります。
もちろん、日本で鼻整形が人気のeクリニックの統括院長の円戸望医師も診察しています。
カウンセリングも無料ですので、鼻整形をお考えの方はお気軽にご相談ください。














