鼻柱下降術のやり方を分かり易く医師が解説!

鼻柱下降をした女性のイメージ

鼻柱下降と鼻尖形成と軟骨移植と鼻中隔延長で韓国風の鼻にした症例
【リスク・副作用】腫れ 内出血 その他
執刀医:円戸望
@endo_eclinic2 @endo.hana

鼻の印象を整えたいと考えたとき、鼻全体の高さや幅だけでなく、細かいパーツのバランスも大切です。中でも「鼻柱(びちゅう)」と呼ばれる鼻の中央部分は、顔の印象を左右する重要な部位のひとつです。鼻柱が上がりすぎていたり、引っ込んでいたりすると、鼻の穴が目立ちやすくなったり、横顔に違和感を感じたりすることがあります。

そうしたお悩みを自然に改善したいときに検討されるのが、「鼻柱下降術」という手術です。

この記事では、鼻柱下降術の基本的な知識から、実際の手術方法、使用する軟骨の種類、他の手術との組み合わせなどを詳しく解説していきます。鼻柱下降術が気になっている方、手術について詳しく知りたいという方は是非参考にしてみてください。

鼻の美容整形

Explanation

鼻柱下降術のやり方を詳しく解説

鼻柱下降術のやり方を詳しく解説している看護師

鼻柱下降術は、鼻柱を理想的な位置に下げるために、主に軟骨を移植して支えを作る手術です。シンプルに見える手術ですが、数ミリ単位の調整が仕上がりの印象を大きく左右するため、丁寧な設計と精密な技術が求められます。また、単体で行うこともあれば、鼻先や鼻中隔と組み合わせて総合的にバランスを整えるケースも少なくありません。

ここでは、実際の鼻柱下降術の基本的な手順と併用されることが多い他の手術、オープン法とクローズ法の違いについて詳しく解説していきます。

鼻柱下降の基本的な手術手順

耳の軟骨を採取

鼻柱下降術では、まず鼻柱を支えるための材料として軟骨を使用します。代表的なのは「耳介軟骨(じかいなんこつ)」と呼ばれる、耳の後ろ側から採取される軟骨です。耳の裏側を小さく切開して軟骨を採取し、必要に応じて2枚重ねにして糸で固定します。

耳の傷跡

eクリニックの耳軟骨移植の傷跡

採取部分の傷跡は小さく、eクリニックでは傷跡が分からないように、手術中や縫合時にあらゆる工夫をしているため、この症例写真のように傷跡がほとんど分かりません。また、時間が経つにつれてほとんどわからなくなります。また、髪で隠れる位置のため、見た目にも支障はありません。

切開

オープン法とクローズ法の傷跡の比較

次に、鼻の手術に入ります。多くの場合、鼻の内側(鼻腔内)からアプローチする「クローズ法」で切開を行うため、外から見える傷は残りません。一方で、より詳細な調整が必要なケースでは、「オープン法」と呼ばれる方法を選択することがあります。オープン法では鼻柱の皮膚を小さく切開して手術を行いますが、当院では極力傷が目立たないように縫合やデザインに配慮しているため、術後も目立ちにくい仕上がりになります。

軟骨を移植

鼻柱下降の軟骨を移植した図解

鼻柱を下げたい位置に、採取した軟骨を丁寧に移植し、バランスを見ながら支えを作っていきます。手術後は軟骨を安定させるため、糸が表面に数本出ることがありますが、これは5~7日後の抜糸時に除去されます。手術の所要時間は1〜2時間程度で、局所麻酔や静脈麻酔などにより痛みの少ない環境で手術を受けられます。

about

鼻柱下降術とは?

鼻柱下降術の図解

鼻柱下降術とは、鼻の中央部分にある「鼻柱(びちゅう)」を下げることで、鼻全体のバランスを整える美容整形手術です。鼻の形や印象は、高さや幅だけでなく、細部のバランスによって大きく変わります。その中でも鼻柱の位置は、横顔の美しさや鼻の穴の見え方に直結する重要な要素とされています。

鼻尖形成と軟骨移植と鼻中隔延長と鼻柱下降の症例写真 (5)
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この手術では、鼻柱の先端に軟骨を移植し、ほんの数ミリ単位で位置を調整します。大きな変化を加えるわけではないため、自然で繊細な印象を叶えやすく、ナチュラル志向の方にも人気があります。また、鼻柱下降術は鼻の内側から行うことができるため、傷跡が目立ちにくいという点も魅力の一つです。

近年は「忘れ鼻」と呼ばれる、目立たず自然で整った鼻のデザインがトレンドとなっており、その仕上がりを叶えるための選択肢として鼻柱下降術が注目を集めています。

鼻柱の位置が顔に与える印象

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執刀医:円戸望
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鼻柱は、左右の小鼻の間に位置する縦のラインで、鼻の穴の見え方や、横顔のラインに大きな影響を与えます。鼻柱が適度に下がっていると、斜め横から見たときに自然で整ったラインが生まれ、上品でバランスの取れた印象になります。

このような美しい横顔の基準の一つとして、「ACR(alar-columellar relationships:鼻翼鼻柱関係)」と呼ばれる概念があります。これは、鼻翼(小鼻)と鼻柱の相対的な位置関係を指し、理想的なACRでは、鼻柱基部が鼻翼基部よりわずかに下に位置しているとされています。

このバランスが整っていない場合、正面から見たときに鼻の穴が強調されたり、鼻全体が丸く見えてしまうことがあります。つまり、鼻筋や鼻尖の整形だけではカバーしきれない印象の違和感が、鼻柱の位置によって生じてしまうことがあるのです。

鼻柱下降術で改善できるお悩み

鼻尖形成と軟骨移植と鼻中隔延長と鼻柱下降の症例写真 (2)
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鼻柱下降術は、見た目の派手な変化を求めるのではなく、細部のバランスを整えることで自然な印象を引き出す手術です。とくに以下のような悩みに効果的とされています。

・正面から見たときに鼻の穴が大きく見える
・横から見たときに鼻柱が小鼻に隠れている
・鼻柱の位置が高く、豚鼻や団子鼻のように見える
・鼻翼が目立って、鼻全体が丸く見える

鼻柱が後退していると、顔全体のバランスが崩れて見えるだけでなく、鼻尖や小鼻のボリュームが目立ちやすくなります。鼻柱を数ミリ下げるだけでも、鼻の穴の見え方が変わり、輪郭全体に締まりが出るため、「鼻が小さくなったように見える」という効果も期待できます。

どんな方に適しているか

鼻柱下降術は、誰にでも必要な手術というわけではありませんが、特に次のような条件に当てはまる方に適していると考えられます。

・鼻柱が小鼻よりも高くないため、引っ込んで見える
・鼻柱が短く、横顔にメリハリがない
・正面から見たときの鼻の穴の見え方が気になる
・団子鼻や豚鼻のように見られるのを避けたい
・鼻整形をしても「つけ鼻っぽい」と言われた経験がある
・自然でバレにくい変化を求めている

また、鼻筋や鼻先の整形をすでに行っている方で、「もう少し自然に見せたい」と感じている場合にも、鼻柱下降術は有効な選択肢となります。小鼻や鼻尖とのバランスをとる補助的な手術としても活用されることが多く、他の手術と組み合わせることで理想的な仕上がりに近づけることができます。

combination

鼻柱下降術と併用されることの多い手術

鼻柱下降術は、単体でも自然な仕上がりが期待できる手術ですが、理想の鼻のラインやバランスを作るためには、他の手術と組み合わせて行われることもあります。以下では、併用されることの多い代表的な手術をご紹介します。

鼻中隔延長術

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鼻中隔延長術は、鼻の中心にある「鼻中隔軟骨」を使って、鼻先の軸を前方または下方に延ばす手術です。鼻柱下降と同時に行うことで、鼻柱だけでなく鼻全体のラインを調整しやすくなり、自然で美しいバランスを目指せます。

特に鼻柱の位置を下げた際に、鼻先の軸が短いと不自然な印象になる可能性があるため、鼻中隔延長とセットで行うことで、正面・横顔のどちらから見ても整った印象をつくりやすくなります。

【リスク・副作用】内出血 腫れ等
【執刀医:円戸望】
@endo_eclin2@endo.hana

eクリニックが考案した閉鎖式の鼻中隔延長ならこの症例のように傷跡を皮膚に作らずに本格的な鼻中隔延長が可能です。

鼻中隔延長

鼻尖形成術

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鼻尖形成術は、鼻先の丸みやボリュームを調整してシャープに見せるための手術です。だんご鼻や鼻先の存在感が気になる方に多く選ばれています。

鼻柱下降によって鼻の下方向のバランスが整った場合でも、鼻先の形状によって全体の印象が左右されるため、鼻尖形成を加えることでより洗練されたラインを実現できます。軟骨の処理や縫合によって細かなデザインが可能なため、より理想的な「忘れ鼻」に近づける手術です。

鼻尖形成

オープン法とクローズ法の違い

オープン法とクローズ法の傷跡の比較

鼻柱下降術に限らず、鼻の整形では大きく分けて「オープン法」と「クローズ法」の2つの術式があります。それぞれの特徴を理解することで、自分に合った方法を選ぶ手がかりになります。

クローズ法は、鼻の内側(鼻腔内)からアプローチする方法です。切開部位が外から見えないため、傷跡が表に出ることはありません。ダウンタイムが短く、回復が比較的早いため、自然な変化を希望する方に向いています。ただし、視野が限られるため、微細な調整にはやや制限がある場合があります。

一方のオープン法は、鼻柱の皮膚を小さく切開して行う方法です。切開により視野が広がるため、軟骨の操作やデザインの自由度が高く、精密な調整が求められる場合に適しています。切開部分の傷跡は最初こそ小さく見えることがありますが、丁寧な縫合とアフターケアにより、時間の経過とともに目立たなくなります。

Features

「eクリニック」の鼻柱下降術の特徴

鼻中隔延長と軟骨移植と鼻尖形成と鼻柱下降の症例写真
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執刀医:円戸望
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eクリニックでは、鼻柱下降術を単なる“パーツの修正”としてとらえるのではなく、顔全体との調和を考えたオーダーメイド手術としてご提供しています。鼻柱を少し下げるだけでも、顔の印象やバランスは大きく変わるため、手術前のシミュレーションやデザインには特に時間をかけています。

私たちが重視しているのは、「自然に見えること」と「ご本人の理想に近づけること」の両立です。ただ鼻柱を下げるだけではなく、必要に応じて鼻尖形成術や鼻中隔延長術などを組み合わせることで、全体として整ったラインに仕上げていきます。

特にeクリニックでは、鼻の構造を「鼻根・鼻先・鼻柱」といった複数のパーツに分けて考え、それぞれの比率や長さ、角度を計算しながら手術を設計しています。例えば、鼻柱を下げると鼻が長く見えてしまうことがありますが、鼻先をわずかに上げるなどの工夫を加えることで、顔の中で自然に収まるバランスを保ちます。こうした繊細な設計力が、ナチュラルで違和感のない仕上がりにつながっています。

また、鼻柱下降術は小さな変化でありながらも、正面や横顔の印象を大きく整えることができる非常に重要な手術です。そのため、ご希望のイメージに合わせて、しっかりとしたカウンセリングと事前の確認を重ねることを大切にしています。

ご自身の顔立ちに合った鼻のバランスを知りたい方や、「整形したと気づかれたくない」「自然に印象を変えたい」といったご希望がある方は、まずは無料カウンセリングにお越しください。お顔全体を見ながら、一人ひとりに合った最適なご提案をさせていただきます。

Mens

男性の鼻柱下降も対応可能

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執刀医:服部 健人
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eクリニックでは、男性の鼻柱下降も行っています。

鼻尖形成と耳介軟骨移植と鼻柱下降と小鼻縮小とプロテーゼの症例写真 (1)
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執刀医:服部 健人
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鼻整形は鼻柱下降だけとか鼻尖形成だけとかではなく、鼻は立体的な形をしているので様々な鼻整形の術式を組み合わせる事で理想的な鼻を形成することが可能です。男性のこの症例の方の場合、鼻柱下降と組み合わせてだ鼻尖形成と耳介軟骨移植と小鼻縮小手術とプロテーゼを挿入し、自然な光と影の入り方をする鼻に仕上げています。

case

eクリニックの鼻柱下降術の症例写真

脂肪注入と鼻尖形成と軟骨移植と鼻中隔延長と鼻柱下降と鼻のプロテーゼとヒアルロン酸の症例写真
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鼻尖形成と軟骨移植と鼻中隔延長と鼻柱下降の症例写真 (2)
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軟骨移植と鼻中隔延長と鼻柱下降の症例写真
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鼻尖形成と耳介軟骨移植と鼻柱下降の症例写真 (2)
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鼻尖形成3D法と耳介軟骨移植と鼻柱下降の症例写真 (2)
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鼻尖形成と耳介軟骨移植と鼻柱下降の症例写真 (2)
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鼻柱下降と鼻尖形成と軟骨移植と鼻中隔延長で韓国風の鼻にした症例
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鼻尖形成クローズ法と耳介軟骨移植とプロテーゼと小鼻縮小と鼻柱下降の症例写真
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鼻尖形成クローズ法と耳介軟骨移植と鼻柱下降の症例写真
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summary

鼻柱下降術のおすすめの美容外科は「eクリニック」

名古屋院の内装

eクリニックでは、一人ひとりの顔立ちや理想に寄り添った、自然で美しい鼻の仕上がりを目指した鼻柱下降をご提案しております。鼻の高さを出したいというご相談は非常に多く、これまでにもさまざまなニーズに対応してまいりました。

鼻柱下降の手術は、美容外科として豊富な経験を積んだ医師が担当し、カウンセリングからアフターケアまで一貫して対応いたします。事前のご相談では、不安や疑問を解消できるよう、仕上がりのイメージや手術内容、ダウンタイム、費用についても丁寧にご説明いたします。

無理なご提案や不要な手術のおすすめは一切行っておりませんので、初めて整形をご検討される方も安心してご相談いただけます。鼻柱下降術について少しでも気になることがあれば、まずはお気軽にカウンセリングにお越しください。

eクリニックには形成外科専門医をはじめ各分野の専門医が多く在籍しており、医学博士も在籍しています。そのため、技術の追求だけでなく安全面にも配慮した鼻柱下降を行っています。

eクリニックの円戸望統括院長は定期的に韓国に渡り、韓国のドクターと最先端の鼻柱下降手術の意見交換をしています。円戸望統括院長は『顔の美容外科手術(日本医事新報社)』の鼻整形と口元整形の執筆もしています。

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