鼻尖形成

鼻尖形成のイメージ

About

鼻尖形成手術

鼻尖形成(びせんけいせい)手術は、その名の通り鼻の先を尖らせたり、鼻に高さを持たせることで、鼻全体をシャープで美しい印象に改善するための美容整形術です。
多くの日本人の方が小鼻が横に広がっている団子鼻で悩まれていますので、忘れ鼻のようにおしゃれですっきりとした鼻へと整えることのできる鼻尖形成手術は非常に人気です。
軟骨移植や鼻中隔延長手術、人中短縮や隆鼻(プロテーゼ)など他の美容整形と同時に施術を行うことでより効果を実感することができます。
当院では必要に応じて様々な術式を組み合わせることで、患者様お一人おひとりのお顔のバランスにマッチする鼻のデザインをご提案させていただきます。

Recommend

鼻尖形成手術はこんな人におすすめ

鼻尖形成のお勧めの人を説明する看護師
  • 鼻先を尖らせたい方
  • 団子鼻を改善したい方
  • スッとした印象の鼻をご希望の方
  • 鼻先の長さを変えたい方
  • 鼻先の向きを改善したい方
  • 主張しがちな鼻を、忘れ鼻へと改善したい方

anatomy

鼻の解剖学

正面から見た鼻の図解

鼻は鼻骨と軟骨で構成されており、正面から見るとこのような形状をしています。上側の3分の1は骨で支えられており、中央部分の3分の1は鼻中隔軟骨で支えられています。

横から見た鼻の図解

横から見るとこのような形状をしています。

下から見た鼻の図解

下から見るとこのような形状をしています。左右に大鼻翼軟骨が存在し、間に挟まれるように鼻中隔軟骨が存在しています。鼻中隔軟骨と大鼻翼軟骨は固く結ばれています。

procedure

基本的な手順

Step1

鼻先の脂肪を取る図解

鼻先が丸くなっている状態です。脂肪が多い場合は脂肪を取り除きます。

Step2

鼻先を尖らせるように寄せている図解

左右の大鼻翼軟骨を縫い寄せ、細い鼻先にします。この際、大鼻翼軟骨の処理や軟骨移植をしていきます。

Step3

尖った鼻先の図解

施術後、鼻先は細くなっています。軟骨を寄せたので鼻先が細くなりシュッとしました。

Step4

鼻先に軟骨を移植した図解

理想のお鼻になるよう軟骨移植をします。

Method

鼻尖形成手術の方法

鼻尖形成の手術をしているところ

鼻尖形成には以下のように多くの方法があります。当院では鼻整形の経験豊富な医師が様々な方法を組み合わせて患者様のお鼻に最適な方法で最大限効果のでる持続性の長い鼻尖形成を行っております。

軟骨を移植しない鼻尖形成手術

軟骨を移植せずに鼻先を整える場合は、小鼻を寄せて縫い合わせることで、鼻先を高くします。
小鼻の寄せ方によって、2種類の術式があります。

トランスドーマルスチャー法

トランスドーマルスチャー法では、片方の小鼻の軟骨を寄せてから、縫合します。
こうすることによって鼻先が凸の型になり、スッと尖った印象になります。
トランスは移動、ドーマルはドーム(丸屋根)、スチャーは縫合という意味で、その名の通り小鼻を移動させて丸屋根のように縫合する手法です。

インタードーマルスチャー法

トランスドーマルスチャー法に対して、インタードーマルスチャー法は、左右両方の小鼻の軟骨を寄せます。
インター(中央)が意味する通り、両側の小鼻の軟骨を鼻の中心に寄せて縫合することで、鼻先を凸の形に形成していきます。

軟骨を移植する鼻尖形成手術

コルメラストラット法

コルメラストラット法は、安定して鼻の先を尖らせるために、もともと存在する小鼻の軟骨(鼻翼軟骨)の内側に、耳の軟骨や肋軟骨を移植して、固定する手法です。
鼻中隔延長手術とは異なり、移植した軟骨を鼻中隔に縫い付けることはしません。

大鼻翼軟骨移動(鼻尖形成手術の効果を引き出す)

鼻の先自体を細くしたい場合には、トランスドーマルスチャー法やインタードーマルスチャー法を用いますが、鼻の先が上に向いてしまったり、鼻の先の頭部分は細くならないというデメリットがあります。
こういった影響が予想される場合は、小鼻の一部を切除して、大鼻翼軟骨を幅寄せする手法をプラスします。
大鼻翼軟骨を切除する方法にはいくつか種類がありますので、お客様の理想に合わせてそれらの手法を単体、もしくは複合して鼻尖形成手術に併用します。

セファリックトリム法

セファリックトリム法は、鼻尖のなかでも頭側を切除する手法です。
鼻の先の頭部分の形を整えながら、全体的にスッとした印象の鼻へと改善することができます。

ターディ法(ゴールドマン法)

大鼻翼軟骨は、鼻柱部分の内側脚、小鼻部分の外側脚、その間の部分にあたる中間脚から構成されています。
ターディ法ではこのうち中間脚部分の軟骨を一部切除する手法です。
スッとした鼻筋に必要のない軟骨を除去した後は、内側脚の軟骨を中央に寄せて縫合・固定することで、鼻に高さを出すことができます。

ターディ+セファリックトリム法

セファリックトリム法とターディ法を組み合わせた手法が、ターディ+セファリックトリム法です。
余分な軟骨を細かい部分まで摘出した後、しっかりと縫合することによって、より理想に近い形の鼻尖を形成することが可能です。

コルメラストラット法+ターディ法

日本人の小鼻の軟骨は非常に柔らかいので、ターディ法を用いて鼻先の高さを出そうとすると、強度が不足する傾向にあります。
ターディ法の強度不足を補うためには、耳軟骨や肋軟骨を内側脚の間に移植し、支柱として役割を持たせる方法が有効です。
当院ではターディ法を用いる施術において、ほぼ全例でコルメラストラット法を併用しています。
コルメラストラット法で鼻尖軟骨形成を行うことによって、鼻先に移植した軟骨の重さで鼻の先がつぶれるリスクを軽減することができます。
高さや方向を整えた鼻先を術後の長期間に渡って、美しい形で保つことができます。

Approach

鼻先を整えるためのアプローチ法

鼻先を整えるためには、2つのアプローチ法があります。手術の内容により、どちらのアプローチ法を適用するかを判断していきます。

  • オープン法
  • クローズ法

オープン法

オープン法の図解1

鼻柱部分を横に渡りながら鼻腔内を切開して、鼻を大きく開くことで大鼻翼軟骨が直視下で手術ができるように術野を展開する方法です。

オープン法の図解

軟骨の形を直視化で観察し、完成した鼻尖の形を評価しながら手術を進めることができるので、軟骨移植なども適した位置に行うのに優れたアプローチ方法です。

クローズ法

クローズ法の図解

左右の鼻腔内の切開のみで、大鼻翼軟骨を露出して、フレームワークを行う方法です。オープン法に比べると視野が狭いため、より高い技術が必要となります。

クローズ法の図解2

鼻柱に切開が無いため、傷が表に出ないというメリットがあります。またオープン法と比較してダウンタイムが少ないのもメリットの一つです。

当院では患者様の理想のお鼻、ダウンタイムなどを考慮し、鼻整形の方法を提案しております。

3D

鼻尖形成と鼻尖形成3d法の違い

通常の鼻尖形成 と3D法

鼻尖形成は鼻翼軟骨を糸で縛り上げるだけの施術になります。

鼻尖形成3d法は前述の軟骨移植や大鼻翼軟骨の処理を行うことでより細く自然な鼻先にすることができます。

Design

eクリニックが細分化した鼻尖形成手術のデザイン

当院では、お客様お一人おひとりの顔立ちや理想に合わせて、より細かい形で鼻尖形成のデザインをご提案し、施術をご案内させていただいております。
ほんの少しのニュアンスまで鼻尖の形を調整するためには、移植する軟骨の組み方や位置調整によって行っています。

当院で人気のデザインは、主に以下の5つです。

1.鼻の先を尖らせながら、鼻柱上部にはふくらみを持たせるデザイン
2.鼻の先をやや上寄りにしたい調整するデザイン
3.鼻の先をしっかりと尖らせるデザイン
4.鼻先から鼻柱上部めで、ふんわりと膨らみを持たせるデザイン
5.鼻先に丸みを持たせながら、高さを出すデザイン

このようなデザインを形成する場合は、軟骨をピラミッド型に積む方法で対応します。
ピラミッドの形によって細かい角度をつけることもできますし、必要に応じて逆ピラミッドの形で軟骨を移植することもあります。

また、団子鼻の原因が鼻先の脂肪と判断できる場合は、脂肪の除去と鼻尖形成を組み合わせることも可能です。
軟骨上の軟部組織や脂肪組織を除去した後に鼻尖形成を行うことで、小鼻の広がり由来ではない団子鼻も改善することができます。

hemostasis

ダウンタイム軽減オプション

RFナイフの図解

eクリニックでは、術中の止血を抑えるために、ダウンタイム軽減オプションとして電気メスだけでなく状況によりRFナイフを使用しています。
当院で使用しているRFナイフは電波特性の強い4.0MHzのものを使用しています。(一般的な電気メスは0.4MHzになります。)
周波数は高くなるほど深達度が浅くなり、それにRFナイフの場合、深達度が安定しているので、対象部位周辺への侵襲が少なく済みます。
RFナイフは組織を炭素化しませんので、丁寧に止血することが可能です。
また、当院では独自の圧迫方法や止血方法を駆使して、負担のない手術を行っています。

Q&A

鼻尖形成のよくあるご質問

鼻尖形成とはどんな手術ですか?

鼻尖形成は、鼻先の形を整えて、鼻をシャープで引き締まった印象にする手術です。鼻尖形成を行うことで、鼻先の丸みが気になる場合や、鼻全体が低く見えてしまう場合にも、理想的な鼻の形を実現することができます。鼻尖形成には、鼻全体のバランスを整え、顔の印象を引き締める効果もあります。

鼻尖形成と鼻中隔延長の違いは何ですか?

鼻尖形成は、鼻先の形を整えてシャープにすることが目的であり、鼻の軟骨を削ったり、鼻先に軟骨を移植したりします。一方、鼻中隔延長は、鼻の中央部分(鼻の左右を分けている部分)を延長し、鼻先を高くする手術です。どちらの手術が適しているかは、希望する仕上がりや現在の鼻の状態によって異なりますので、医師とのカウンセリングを通じて、最適な施術(手術)を選択することが重要です。

鼻尖形成の効果はどのくらい持続しますか?

鼻尖形成の効果は基本的に半永久的です。鼻尖形成を行った鼻先は、時間が経過しても元に戻ることはほとんどありません。ただし、加齢や外部からの衝撃などによって形が変わることがあるため、長期間の効果を維持するためには、定期的なケアが重要となります。

鼻尖形成手術は痛いですか?

鼻尖形成手術は、麻酔を使用して行うため、手術中に痛みを感じることはありません。術後には軽い痛みや腫れが生じることがありますが、痛み止めを処方しますのでご安心下さい。eクリニックでは、痛みのない安全な手術を心がけておりますので、痛みが心配という方は、どうぞお気軽にeクリニックまでご相談下さい。

鼻尖形成手術のダウンタイムはどのくらいですか?

鼻尖形成手術のダウンタイムは、通常1週間から2週間程度です。術後には腫れや内出血が発生することがありますが、時間とともに軽減していきますのでご安心下さい。完全に鼻先が落ち着くまでには数週間かかることがありますので、スケジュールに余裕をもって手術をお受けいただきますようお願いいたします。

鼻尖形成はどんな方におすすめですか?

鼻尖形成は、鼻先が丸い、または鼻先が下を向いているのを改善したい方、鼻をシャープで引き締まった印象にしたいという方におすすめです。また、鼻全体のバランスを整えて顔の印象を変化させたいという方にも適しています。理想の鼻の形を実現するために、鼻尖形成は非常におすすめな手術のひとつです。

Price

料金表

鼻尖形成オープン法キャンペーン価格 ¥154,000(税込)
モニター価格 ¥108,680(税込)
鼻尖形成クローズ法キャンペーン価格 ¥231,000(税込)
モニター価格 ¥164,780(税込)
鼻尖形成3D法キャンペーン価格 ¥231,000(税込)
モニター価格 ¥164,780(税込)
鼻尖部軟骨移植または軟骨膜移植キャンペーン価格 ¥209,000(税込)
モニター価格 ¥164,780(税込)

Doctor このページの監修医について

江崎正俊医師

江﨑 正俊 Masatoshi Esaki

e clinic 名古屋院長

経歴

略歴

  • 2014年 名古屋大学医学部医学科 卒業
  • 2014年 名古屋第一赤十字病院 初期研修医
  • 2016年 名古屋第一赤十字病院 産婦人科入局
  • 2018年 静岡赤十字病院 産婦人科
  • 2021年 大手美容外科 入職
  • 2022年 大手美容外科 分院院長就任
  • 2023年 eクリニック名古屋院 院長就任

資格・専門医

  • 日本産科婦人科学会 産婦人科専門医
  • 日本がん治療認定医機構 がん治療認定医

所属学会

  • 日本美容外科学会(JSAS)正会員
円戸統括院長のプロフィール画像

円戸 望 Nozomi Endo

e clinic 統括院長

経歴

略歴

  • 富山大学医学部医学科卒
  • 高岡市民病院(形成外科・麻酔科・皮膚科)
  • Fort Wayne Parkview 病院
  • 厚生連高岡病院
  • 金沢医科大学付属病院
  • 湘南美容クリニック新宿本院
  • 湘南美容クリニック新宿南口院
  • 湘南美容クリニック新潟院 院長就任
  • 湘南美容クリニック金沢院 院長就任
  • 2020年eクリニック金沢院開院
  • 大手美容クリニック修正手術技術指導医
  • 2021年eスキンクリニック開院
  • 2022年富山院開院
  • 2023年まぶたのクリニック開院(保険診療)
  • 2023年大阪院、東京院、名古屋院、岡山院、福岡院、那覇院、横浜みなとみらい院開院

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