口元(人中短縮/口角挙上)の他院修正
鼻から上唇の間にある皮膚を切除してすっきりとした印象に見せる人中短縮手術。明るい印象の口元にする口角挙上。中顔面の短い顔がトレンドとなっている昨今、非常に注目を集めている口元の美容整形です。そんな人中短縮や口角挙上ですが、「一度切除した皮膚は戻らない」「修正手術ができない」といった話しを耳にしたことがある方は多いのではないでしょうか。万が一失敗したときのリスクや修正手術について知りたいという方もいらっしゃるかもしれません。
口元の手術後は傷跡や鼻の形が不自然に歪んでしまうなど、修正が必要になる場合があります。eクリニックでは口元や人中短縮手術、口角挙上の他院修正を積極的に受け入れています。
Case
口元の他院修正の症例と解説
人中短縮の傷跡の修正
人中短縮後の傷跡は、素人目にもかなり目立ってしまいます。この症例は人中短縮手術の傷跡の他院修正です。
人中の修正は感染リスクも高くなるため、かなり慎重に行っています。ただ、ハイリスクな修正手術に比べるとリスクは大分低いです。
感染などは体質による場合が多いですが、人中短縮手術の修正手術の結果はそこまで体質に左右されることはなく、医師の技術による部分が大きいです。この症例のように、いい加減に縫合した傷は修正手術によりほとんど綺麗に治ります。
傷に感染した場合や経過中になんらかの理由で出血した場合は一時的に傷っぽくてってしまいますが、元々の手術がしっかりしていれば数ヶ月で綺麗になります。また、万が一修正手術をする場合も低侵襲で可能です。
人中短縮後の傷跡と見えやすくなった鼻の穴の修正
この症例は人中短縮の手術後に傷跡が目立ってしまい、されに鼻の穴が見えやすくなってしまったケースの修正手術の症例です。この症例の術前のように、人中短縮手術は切って縫うだけの手術ですが、雑な手術だどほぼ確実にこのように傷になってしまいます。傷にならないために、人中短縮手術では内部処理をしっかりする必要があります。内部処理をしっかりと行えば、術後の傷はほぼ綺麗にすることが可能です。
また、人中短縮後はだた切って縫ってしまうと、鼻の穴が見えやすくなってしまう場合がありますが、鼻の穴の見え方は鼻翼を挙上することで修正することが可能です。
人中短縮の傷跡の修正の抜糸直後の状態
この症例は人中短縮後の傷跡の他院修正の術後1か月後の症例です。このように1ヶ月後でも傷跡はほとんどわかりません。術前は不完全な縫合とデザインにより、人中短縮の傷跡が目立ってしまっていました。
当院で修正手術をすることでこの症例動画からもわかるように抜糸直後から傷跡がほとんどわかりません。縫合口がぴったりと合うように丁寧に切開しているため、強く皮膚が引っ張り合う事がないため傷口が綺麗になります。
人中短縮の目立つ傷跡の修正(口角挙上と外側人中短縮で修正)
人中短縮手術はしっかりと縫合やデザインを行わないと、この症例のように傷跡が大きく目立ってしまいます。傷跡が大きく目立ってしまっていても修正することは可能です。1ヶ月後には傷跡が目立たなくなっていることが分かります。
この症例の方の場合、もともと口角が下がっていらっしゃって、富士山型の唇をされていたので口角挙上と外側人中短縮を併用して修正手術を行いました。
人中短縮の修正手術は人中が数ミリ短くなるので、そのまま人中短縮手術をすると、より違和感のある唇の形になってしまいます。そのため、その点を考慮して修正手術を行う必要があります。
口角挙上の傷跡と外側人中短縮手術の傷跡と人中短縮手術の傷跡の修正
この他院修正の症例は口角挙上の傷跡と外側人中短縮手術の傷跡と人中短縮手術の傷跡を修正した症例です。また、この症例の方の場合、鼻中隔延長も他院でされていらっしゃり、軟骨の移植の仕方が不安定で、軟骨が浮き出ていましたので、併せて修正手術を行いました。
修正手術では、顔の輪郭とパーツの配置に合わせた口と鼻にする事によりのっぺりとした口と鼻の周りの印象を立体的で上品な仕上がりにしました。
動画でもみても立体的な口元になっていることが分かります。もちろん傷跡も修正したことによりわからなくなっています。人中短縮手術は短縮する事も大事ですが、いかに「傷跡を綺麗にするか」、「どのように厚みを調整するか」がとても大切です。
口角挙上の他院修正
口角挙上の他院修正の場合、形の修正も傷跡の修正も行なっています。
この症例の方は他院で口腔内法で口角挙上をされましたが、唇が内巻き(内反)になってしまい、不自然な形になってしまいました。
口腔内法自体が良くないわけではないですが、口角は一部上がるけど、理想通りの上がり方にならない方が多いです。
この症例の場合、手術前は口角の一部は上がっていますが、端の方は不自然に下がっていました。修正手術で口角の端まで自然に上がるように手術を行いました。また、唇が綺麗に見える形に修正しました。
口角挙上の他院修正の傷跡は目立ちません
口角挙上は菱形切開、楔形切開、口腔内法、口角下制筋除去など様々な手術方法がありますが、手術をする場合、適切な診断と確かな技術、術後のアフターケアの指導が大切です。
修正手術では外側法で口角挙上を行いました。縫合技術により傷は最小限に目立たなくしています。
当院の場合、最も重視しているのがデザインと切開の断面の形です。どんなに丁寧に縫合しても断面が綺麗でないと後々瘢痕組織が増殖し、ケロイドの様な傷になってしまいます。口の手術は目鼻よりも最も傷が難しい手術であり、デザイン、切開、縫合、アフターケアが合わさって形になる高度な手術です。
歪んだ小鼻の他院修正
人中短縮と小鼻縮小の他院修正の症例です。鼻翼が下がってしまって歪んでいる鼻と、手術後の傷も目立っていたので口と鼻のバランスを整えてながら傷も修正しました。
傷跡を目立たなくして、短いだけでなく3次元的にスッキリに見える立体感を出して、鼻の形にこだわって人中短縮の修正手術を行いました。
修正手術の前は、唇がぽってりしている事も気にされていらっしゃったので、薄くするのではなく、抑揚をつける事でぽってり感を改善しています。
e clinic
名古屋で鼻の他院修正ならeクリニック
口元の整形は一般的に難しいといわれており、修正手術となるとさらに難易度が高くなります。
当院は難しいといわれる口元の美容整形と修正手術を得意としています。ただ修正するだけでなく顔全体のバランスを考え、お客様が満足する仕上がりになるような口元の美容整形を行っています。
口元の他院修正の場合、特に傷跡の修正のお問い合わせが増えています。
人中短縮や口角挙上の修正手術で悩んでいる全国の方のご要望に応えたいという思いから、名古屋院でも口元の修正手術を行っています。
「思うような仕上がりにならなかった」「目立つ傷跡をどうにかしたい」「口元のバランスが崩れてしまった」など、美容整形後の口元にお悩みの方は、ぜひご相談ください。
eクリニックグループは全国展開しています。
Doctor このページの監修医について
円戸 望 Nozomi Endo
e clinic 統括院長
経歴
略歴
- 富山大学医学部医学科卒
- 高岡市民病院(形成外科・麻酔科・皮膚科)
- Fort Wayne Parkview 病院
- 厚生連高岡病院
- 金沢医科大学付属病院
- 湘南美容クリニック新宿本院
- 湘南美容クリニック新宿南口院
- 湘南美容クリニック新潟院 院長就任
- 湘南美容クリニック金沢院 院長就任
- 2020年eクリニック金沢院開院
- 大手美容クリニック修正手術技術指導医
- 2021年eスキンクリニック開院
- 2022年富山院開院
- 2023年まぶたのクリニック開院(保険診療)
- 2023年大阪院、東京院、名古屋院、岡山院、福岡院、那覇院、横浜みなとみらい院開院